WWDC2003において、Safariの正式版リリースが発表されるのではないか?との情報があります。
MacOS用のIEのメンテナンスモード入りが発表されるなど、にわかにMacOSXのWebブラウザについての情報が慌ただしくなってきました。
Webサイトの構築に携わっている方々にとっては、Safariの正式版リリースは、Webサイトのチェックを行うブラウザとしてSafariを含めるかどうかを、サイトの方針として決定することを迫られる機会でもあります。
しかしながら、当のアップル自体のサイトを見ていくと、WebブラウザとしてのSafariをどう扱っていくべきか疑念を生じざるを得ません。
例えばこのページの右下の「デベロッパ」コーナーにある下記のリンクをクリックしてみてください。
http://www.apple.co.jp/downloads/macosx/
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これではアップルが他のWebイトに対してSafariへの対応を促すことなど考えられないと思った方がよいでしょう。
Safariの日本語リソースの件も含めて、Safari正式版リリースを期に、アップルがどういった姿勢でSafariを推進していくのか、見守っていきたいと思います。