1975 年リリースの Rod Stewart のソロアルバム。アルバム名のとおり、それまで英国メインに活動していた Rod が大西洋を越え米国進出を図った作品で、Steve Cropper(G)や "Donald" Duck Dunn(B)など米国の大御所ミュージシャンを多数起用した意欲作。
特筆すべきは、アナログ盤なら B 面にあたる“Slow Half”の 5 曲。大トリを飾るヒット曲“Sailing”は言わずもがな、バラードシンガーとしての Rod の魅力が全開です。
これを皮切りに次作“A Night On The Town”および次々作“Foot Loose & Fancy Free”とヒット作を連発し、押しも押されぬ大スターとなっていったわけで、この 3 作品が Rod のキャリア中の絶頂期ではなかったかと。まあその後は単なる成金色ボケオヤジに成り下がってしまった感もありますが。
Posted by E-WA at 2005年01月20日 13:10