かの Elvis Costello による名曲のひとつに“Shipbuilding”という曲があります。時のサッチャー政権が押し進めたフォークランド紛争に反対して書かれた曲だとか。
妻には新しい冬物コートと靴をてな歌詞(適当な対訳 by 俺)が何とも考えさせられる(つーかブッシュに読ませたい)のですが、この曲は Costello 本人のバージョンよりも、Robert Wyatt のこのアルバムに収録されているバージョンの方がぐっと来ます。ジャジーなアレンジの演奏に重なる、独特の呟くようなヴォーカルが、何と言いますか、沁みるのであります。 Posted by E-WA at 2004年12月26日 00:25
息子の誕生日には自転車を
でも、何の価値があるってんだ
女子供が街に広めた噂にすぎないけれど
俺たちはもうじき、船造りに駆り出されるってのに
さて、あんたに聞きたい
息子がこう言ったんだ
「お父さん、奴らが僕を働かせようとするんだ
でもクリスマスまでには戻るよ」
街に広まった単なる噂だが
「俺たちの造った船が人を殺しているんだ」
そう口にした奴が解雇されたって誰かが言ってた
Wyatt は結構カバーやってますね。普通のミュージシャンがカバーを作ると無駄にゴージャスになったり当世風のダサダサになってしまう物ですが、Wyatt はさすが。
俺は BIKO がお薦め。PG が主張を持って高らかに歌い上げるのに対し何ともひなびたアレンジと歌声が素晴らしいです。根っからの PG 好きの俺は最初いすから転げ落ちそうになりつつ、もし BIKO 自身が歌えばこんな感じになるのかなとはたと聞き入ったものです。
Posted by: PPG at 2004年12月29日 21:54それはまだ聴いてないんですよね。探してみます。
PG と Robert Wyatt、どちらも元ドラマーつながりですね。