2004 年 01 月 27 日

東京伝説―狂える街の怖い話

「超」怖い話シリーズなどの著者、平山夢明(a.k.a デルモンテ平山)氏が、幽霊や超自然現象に因らない人間主体の怖い話を集めたシリーズ「東京伝説」の 4 作目。

例によって嫌悪感をもよおさずにはいられないような話がてんこ盛りで、女性なら一人暮らしや夜歩きが怖くなるでしょうし、男性諸氏は「アベちゃん」の結末に思わず股間を押さえてしまうはず。でも読み進むうちにぐいぐいと引き込まれてしまうのは、やはり平山氏の語り口のなせる業でしょう。「プリンのおじちゃん」「万引屋」のような、怖いながらもほっとする落としどころが用意されているのは、氏の著作にしては異色かも。

とはいえ、「ベッドの下に鎌を持った男が…」の変形っぽい、典型的な都市伝説エピソードが 2、3 点含まれているのは残念。

東京伝説―狂える街の怖い話竹書房文庫

追記:01/30 発売の「超」怖い話Γ(ガンマ)にも期待。

Posted by E-WA at 2004年01月27日 12:48 | トラックバック (0)
コメント