2003 年 09 月 24 日

インターフェロン治療の副作用

インターフェロン(製品名:イントロン A)とリバビリン(同:レベトール)の併用療法には、下記のような副作用がみられることがあるそうです;

  • インフルエンザ様症状:発熱、悪寒、全身倦怠感、頭痛、関節痛など。
  • 消化器症状:食欲不振、吐き気、下痢、便秘など。
  • 皮膚症状:発疹、かゆみなど。
  • 脱毛
  • 溶血性貧血
  • 眼底出血
  • 鬱症状:不眠、いらいら、不安感、気分が落ち込む、自殺企図など。
  • その他:白血球数の減少による免疫力低下など。

この副作用ですが、発現のしかたは人により様々、十人十色なのだそうで、ほとんど出ない人もいれば、駅のホームで貧血で倒れ電車に轢かれてしまったとか、果ては自殺してしまったような例もあるそうです。

俺の場合、現時点では高い熱が出ることはまれになりましたが(それでも時々ある)、全身の倦怠感と関節痛、めまい、息苦しさ、食欲不振、軽い吐き気、下痢、不眠などに悩まされる毎日であります。治療開始時点に比べ、体重も 6 kg ほど減りました。発熱は解熱剤(ボルタレン)、消化器症状は胃薬(ガスター D、ガスモチンなど)、不眠は睡眠導入剤(ハルシオン)で対処と、まさに薬漬け。人間やめますか状態です。早く人間になりたぁい。

…で、何が辛いって、これが半年間続くのですよ。しかもほとんどすべて身体の内側の症状なので、特に俺のようないかつい外見をしていると、他人目にはその辛さがわかりづらいようなのです。肝機能に著しい改善が見られている(AST、ALTとも 100〜200 近い異常値から 20〜30 程度のちと高め程度な値になりつつある)ことだけが救いです。

そんなわけですから、仕事も趣味も全然はかどりません。職場にたどりつくのがやっと、座っていても仕事が手に付かないうえ、週に 3 回は通院しなければなりません。帰宅してもメールをチェックする程度が精一杯で、ローカライズや原稿書きまでにはとても手が回りません。「アリとキリギリス」ならだんぜんキリギリスな俺には到底ありえない話ですが、せめて貯えがあったなら、いっそ仕事を辞めて半年間治療に専念したい位です。

さて、ハルシオンがやっと効いてきたので寝ます。

Posted by E-WA at 2003年09月24日 05:19 | トラックバック (0)
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