2003 年 11 月 01 日

Déjà Vu 2.5 を Mac OS X 10.3(Panther)で使うには

Déjà Vu日次/週次/月次のバックアップを自動化するシステム環境設定項目、Déjà Vu 2.5 ですが、ベースとなっている小飼弾氏作の perl スクリプト“psync”が Mac OS X 10.3(Panther)に対応していないため、そのままでは Mac OS X 10.3(Panther)上で使用することはできません(具体的には、バックアップを実行しようとしてもエラーが出て終了してしまいます)。

しかし、psync の部分だけを Mac OS X 10.3(Panther)対応の最新版に入れ替えれば、問題なく動作することが確認できました。ま、おそらくあと数日も待てば開発元より正式な Mac OS X 10.3(Panther)対応版がリリースされることと思いますが、それまで待てないという方はお試しください。

UNIX 的に腕に覚えのある向きは上記の小飼氏のサイトから psync のソースを入手してゴニョゴニョしていただければ OK ですが、「ソース?ゴニョゴニョって何?」という方には、以下の方法がおすすめです。

  1. PsyncX の最新版をダウンロードし、インストーラの指示に従ってインストールする(PsyncX は、psync に簡易グラフィカルインターフェースを載せたフリーのバックアップソフト)
  2. Déjà Vu 2.5 をダウンロードしインストーラを起動したら、「インストール先を選択」までインストーラの指示に従って進む
  3. 「インストールの種類」で「カスタマイズ」ボタンをクリック
  4. 表示されたリストの一番上にある“MacOSX::File”というパッケージのチェックを外し、「インストール」ボタンをクリックしてインストールを完了する
    Uncheck
  5. 「アプリケーション」フォルダより“PsyncX”ファイルを削除する

これで、PsyncX パッケージに含まれている Mac OS X 10.3(Panther)対応版の psync の上に、Déjà Vu 2.5 のインターフェースが被さった形になります(すでに Déjà Vu 2.5 をインストール済の場合は、上記 1 と 5 だけでも大丈夫なようです)。

Posted by E-WA at 2003年11月01日 04:06 | トラックバック (0)
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